9月7日(水)8日(木)日蓮宗宗務院で開催された「第44回中央教化研究会議」に参加してきた。毎月8日の広済寺月例行事の本堂回向と鬼子母神会を名間玄洸上人に任せて参加したのは、スタッフの一員であるからだ。
本年のテーマは「復興の教化学としての宮澤賢治 - イーハトヴの実現に向けて」である。
宮澤賢治に造詣の深い現宗研所長の三原正資師のプレゼンテーション(基調報告)、
宗教学者の正木晃先生の基調講演、
分科会、そして宮澤和樹先生(林風舎代表取締役)の記念公園で締めくくった。
作品や文章からは伝わらない宮澤賢治の人となり、背景にある仏教観などなどに触れて有意義であった。如何せん、時間があればもっと宮澤賢治を味読したい。
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ 看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテ ソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテ コハガラナクテモイヽトイヒ
宮澤賢治のこの 「行って」 を大切にして生きていきたいと思った。
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