2011年10月29日土曜日

納骨堂地下の湿気防止用ファン設置

今は築後かなり経っているのでモルタルも乾ききっていて大丈夫だとは思うが、以前は納骨堂地下の湿気がひどかった。

納骨堂地下の棚が湿気で化粧板がめくれたり、板が曲がったりしていて、とくに床から30~40cmくらいまでがひどかった。そこで、今秋に納骨堂地下の棚を入れ換えた。

そして、念のためパソコン用の12cmのファン4個を、納骨堂地下の床付近の四隅に設置した。

これしきの工事で、発案から一ヶ月もかかってしまった。まとまった時間がとれないこと、買い物に行く時間がないことが原因。

2011年10月27日木曜日

声明師会研修


日蓮宗兵庫県東部声明師会第二十周年の記念事業として、先師報恩法要を企画している。その練習として習礼(法要の練習)が教福寺(神戸市)で開催された。

会行事(法要プロデューサー)役のつもりが、欠席者が多く知堂(法要の黒子役)をした。久しぶりの知堂をして忘れていることが多く良い勉強になった。

このように行事や研修が目白押しの秋、安芸宮島の声明師会の施餓鬼法要に出仕もする予定だったが、遅々として進まない論文推敲もしなくてはならないのでキャンセルした。

本興寺参詣


10月25日、法華宗大本山本興寺に御挨拶に上がってきた。

来年の5月24日に、莚師法縁隆源会という日蓮宗内の法類の全国大会が廣済寺で開催される。廣済寺の大会のあとに本興寺に参詣する計画で、その御挨拶。

莚師法縁隆源会兵庫県支部の支部長と私でうかがい、改修を終えた十間四面の本堂、日隆上人を奉る開山堂、猊座と襖絵が荘厳な方丈を執事長自ら御案内下さった。すべてが荘厳だった。そして感謝である。

2011年10月23日日曜日

近松祭


本日は近松祭を開催した、吉田文雀師匠をはじめ来賓の方々、遠路参詣に来られた鯖江市の方々、何より準備と運営に尽力下さった地元の方々、そして檀家の方々には本当に有り難うございました。おかげさまで盛況のうちに無事開催することができました。

先週の報告 ~城崎温泉の本住寺にて声明研修~

10/20-21は兵庫県豊岡市にある本住寺(法華宗真門流)にて開催された、日蓮宗近畿教区声明師会の研修会に参加してきた。

初日は早水日秀声明導師による声明七曲などの研修、二日目は上田 尚教先生の「祖師会伽陀」の実習だった。

何時も唱える声明も、錆びやクセが付きやすいので年に何度かは早水先生や上田先生の研修を受ける、あるいは同座する法要に参加している。

「祖師会伽陀」であるが、律曲から呂曲にかわり、再び律曲に戻るところが音痴の私には難しい。普段から舌足らずで呂律(ろれつ)がまわらないし(笑)。

2011年10月14日金曜日

先週の報告 ~ 秋はイベントが目白押し ~

10/3(月) 管区声明師会研修会

 先師法要に向けた研修会。久しぶりに「三宝礼」の独礼拝を導師として句頭した。意外と憶えているものである。
 最近は四弘誓願の時も数珠を綾にするらしい。その辺のアップデートが身についていなかったので勉強になった。恐らく、私の導師所作の一揖の回数が、最近の法式のアップデートにすれば多かったはずである。

10/6(木) 近松祭に来て戴く国立文楽協会に挨拶

 10/23(日)に近松祭を開催するにあたり大阪日本橋にある文楽協会に挨拶に出向いた。心配していた人間国宝の吉田文雀師匠の御健康の状態であるが大丈夫とのこと。

10/7(金) 近畿教区教化研究会議

 「和歌山ビッグ愛」で開催。久しぶりに高岡完匡上人の講義を受けた。三大秘法をここまで一般の方にもわかりやすく説明できるのかと感嘆した。
 午後は、ワークショップ形式で分科会をした。ワークショップは初めての経験であるが、一般的な分科会と違って全員の発言機会も多く良かったと思う。


2011年10月3日月曜日

納骨堂の地下の進捗状況

9月30日から今朝にかけて納骨堂地下の調査をして、全ての遺骨に命日・戒名・俗名を書いたテプラのシールを貼り付けた。住職になってから8年余り、前々からしようと思っていたことである。

そして、やはり下記のような遺骨や位牌が出てきた。

  ・施主と連絡がとれず、50回忌を越えた遺骨や位牌
  ・俗名や施主のわからない、明らかに33回忌を越えた遺骨や位牌

これらは、来年に建立予定の合祀墓に埋葬することにする。もちろん、その旨を掲示板やネット(印刷やコピー不可能なPDF)で掲示してからにするつもり。

そして、今日は納骨堂地下の遺骨と位牌を全て出して、棚を入れ換え作業をしている。作業が終わってから今晩にでもアースレッドで消毒をするつもりである。